IR情報

ごあいさつ

代表取締役社長 CEO 水留 浩一

平素より当社グループへの格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

当社グループは本年3月、8年ぶりに東証一部市場に再上場いたしました。この8年間で当社は、体制の強化を実現することができたと思っています。特に、新規出店や既存店舗の運営体制、お客様のニーズにお応えする商品開発など、事業運営の基盤となる部分を、より強固にすることができたと考えています。また、厳しい競争環境下ではございましたが、売上、利益ともに順調に伸長させることができました。これもひとえに、株主の皆様をはじめ、多くの方の温かいご厚情の賜物と心より深く御礼申し上げます。

当社グループは、1984年に大阪阿倍野にあった「鯛すし」を起源として、”うまいすしをより多くのお客様に気軽に食べていただきたい”という想いから、現在の回転寿司『スシロー』事業を創業しました。創業当時からグループ全体に継承されている「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」という想いこそが、これまでもこれからも変わらぬ当社の使命であると考えています。

当社グループは今後も、美味しいすしを気軽に楽しめる環境や場所をもっともっと作っていきたいと考えています。そして、海外にも場を広げ、主要都市のどこにいっても『スシロー』の看板サインがあり、多くの人々に食を通じた幸せを感じてもらいたいと思っています。また、将来においても社会で必要とされる企業を目指し、グループ社員一丸となって取り組んでいきます。株主の皆様におかれましては引き続き、これまでと変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2017年12月

株式会社スシローグローバルホールディングス
代表取締役社長CEO
水留 浩一

トップインタビュー

?第二創業による新たな成長へのチャレンジ?

当社グループの業界における立ち位置ほか、
自己評価ならびに経営全般の現状と、目指す将来像について水留社長に聞きました。

国内外の経営環境全般の振り返り、現状認識について

国内の回転寿司業界は現在、日本全国津々浦々に店舗が展開されているわけではなく、当社グループにしても470店舗強が現状で、今後まだまだ出店させていく余地はあると思っています。

海外においては、日本の何十倍というマーケットが広がっており、競合他社によるせめぎ合いの形ではなく、業界全体で大きくなっていく余地があると考えています。

当社グループはお陰様で現状、国内回転寿司業界のリーディングカンパニーの位置に立たせていただいています。利益率においても、企業体質においても強固なものになってきていると自己評価しています。当社の競争優位性は、”業界随一の調達力”、”店内調理にこだわった美味しさへの追求”、そして、"ITシステムを活用した効率化"です。より新鮮なネタの仕入確保、お客様が召し上がる直前の調理等々、より美味しいものをお客様に提供したいという考えの過程から生まれてきたものであり、月日をかけて磨き上げてきたものです。

また、当社グループのビジネスモデルは、1店舗ごとの売上を大きく伸ばす単一的なものではなく、売上の増加は店舗数の拡大によって形成されています。各店舗レベルでも、売上とコストを日常的に管理することで利益額・利益率の絶対値を堅持し、全体スケールの拡大とともに構造的に売上が増加していくという成長モデルになっています。

成長戦略について

この度当社グループは、成長戦略の一環として、株式会社神明および元気寿司株式会社と、資本業務提携を締結しました。株式会社神明は、基幹事業である米穀卸売事業ほか「川上から川下までの食のバリューチェーン」構築に向け積極的に展開しています。株式会社神明の連結子会社である元気寿司株式会社は、「元気寿司」、「魚べい」等のブランドにて、回転寿司業界において一定の地位を確立しつつあります。また、海外においては、主にフランチャイズ方式により展開を進め、日本から進出した回転寿司としては、No.1の店舗数とブランド力を有しています。当社としては、今回の提携により「三位一体」となったグローバル展開が実現できるものと考えています。

当社グループ事業においては、現在推進中の中期経営計画の重要課題のひとつである”着実な新規出店の継続”において今期は都心型店舗として、東京南池袋に次いで2店舗目となる五反田店を出店することができました。両店舗ともご好評をいただいており、既存店を上回る勢いで成果を出していますし、今後も、この形態の出店を加速させていきたいと考えています。将来的には、毎年34~35店舗は出店している従来型の店舗と合わせて、全国800店舗程度を目標に出店していきたいと思っています。

コーポレート・ガバナンス、企業の社会的責任について

当社グループは、監査等委員会設置会社であり、社外取締役の声も積極的に取り入れる体制をととのえております。

当社グループは毎月、内部監査チームを中心とした内部統制委員会を開催しており、これには社外取締役にも参加いただき、社内監査に加えリスク管理やコンプライアンス対応もしっかりと実施しています。また、内部監査チームにおいては毎年、実査という形で各店舗を査察して、会社の決めたルールがしっかりと守られているか現地確認を実施しています。

企業の社会的責任については、当社グループとしては、CSRの様々な課題からひとつずつ取り上げて何かを活動するということではなく、企業活動そのものが、社会の役に立つことが一番大事であると考えています。日々の生業なりわいで、お客様に美味しいすしをお届けし、楽しい時間と場所を提供することで、人々や社会に貢献していくことが役割だと思っています。

最後に

当社グループが目指す将来像は、世界中の人々が気軽にすしを楽しめる環境や場所をより多く作っていくことです。海外のお客様からも、すしはまだまだ高級でスペシャルな食べ物と思われていることが多いので、日本のクオリティで本当に美味しいすしを、日々の食事の中で、家族みんなで気楽に楽しめる世の中を当社が作っていければと考えています。当面は、韓国や生魚を食する日本に近い味の文化をもつアジアを中心に展開していきたいと考えていますし、直近では、台湾の台北に出店する予定です。今後も、当社グループにご期待いただけますと幸いです。